EF 85mm F1.2L

GW2016 ポートレート撮影 その5

怒濤のポートレート撮影週間となった今年のゴールデンウィークを振り返る第5回目。これでゴールデンウィーク編は最終回。今回もphotomodels.jpの撮影会より。前のエントリー分から引き続き、撮影地は芝浦の運河沿いとスタジオHAPfactoryさん。今回は屋外と室内ということで、前半と後半で雰囲気を入れ替えて撮影してみることにした。(と言っても、前半は前のエントリの沙織さんと同じ感じになるので、ルートは変えてみた。)
いっぱい現像してあったような気がしたのだが・・・Blog記事側に載せられるように処理した枚数は少なめだった。前半の屋外は割とビルなどの人工的な建物を背景にした写真が多めで、後半はスタジオなので色々と・・・という感じにしてみた。
nonoka_20160508_01.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F2.0, 1/1250 / ISO100 / Model: Nonoka
nonoka_20160508_02.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F2.0, 1/125 / ISO100 / Model: Nonoka
nonoka_20160508_03.jpg
EOS 5DsR / EF 50mm F1.0L / マニュアル露出 F1.0, 1/2000 / ISO100 / Model: Nonoka
今回室内では白黒も良いかなと思い立ち、何枚かは白黒にする前提で撮影を行った。(実際にPicture Styleも白黒にして撮影している。) 少しずつ増やしていこうかな・・・と思っている。
nonoka_20160508_04.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/100 / ISO400 / Model: Nonoka
nonoka_20160508_05.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/500 / ISO500 / Model: Nonoka
結構いっぱい撮影したのだが、ほぼすべてをギャラリーに展示しておきましたので、そちらをみてください。
これで怒濤のゴールデンウィーク編はおしまい。今年はえらく写真三昧なゴールデンウィークで、充実した休暇でした。これまで撮影してなさ過ぎだったことと、やはり撮影するには良い季節、がんがん撮影しないといけないなと思ったのであった。引き続き、初夏の撮影編がえらい勢いで続きます。(まったく記事が追いつかない。)

GW2016 ポートレート撮影 その4

怒濤のポートレート撮影週間となった今年のゴールデンウィークを振り返る第4回目。今回もphotomodels.jpの撮影会より。今回の撮影地は芝浦。時間を30分ほど勘違いしてしまっていて、15分ほど遅刻してしまった。なんともったいない・・・ 結果バタバタすることになった・・・ 今回のモデルは福本沙織さんです。
ロケハン出来なかったので、撮影地に行くまでに見かけたスタジオ近くの運河沿いのデッキを利用して、行き当たりばったりで撮影してみることに。そういうのも、まあたまには良いのかもしれないな。天気は良くて、人影もまばら、多少背景をぼかせばなかなか良さそうな感じ。(という物の、ぼかしすぎかもしれない。)
今回は穏やかな天気、風もなく・・・前回は風邪に悩まされて大変だったので・・・良い撮影日よりでした。個人的には最後の方の全身が入るように撮影したカットがなかなかお気に入りです。自然な感じがして良いかなと。
saori_20160508_01.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/2000 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_02.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/2000 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_03.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F2.2, 1/1000 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_04.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F2.2, 1/1000 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_05.jpg
EOS 5DsR / EF 50mm F1.0L / マニュアル露出 F1.0, 1/2500 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_06.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/1250 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_07.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/1250 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_08.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/1250 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_09.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/2500 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_10.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/2500 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_11.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/2500 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_12.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/2500 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
saori_20160508_13.jpg
EOS 5DsR / EF 85mm F1.2LII / マニュアル露出 F1.2, 1/2500 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto
あとはギャラリーに展示しておきましたので、そちらをみてください。

透明な絵の具

レンズというものは、透明な絵の具だと思うのだが、EFではない色を手にしてしまった。はたして何か得る物があるだろうか? 先日もったいぶって書いた「これはなんだ・・・?」という記事であるが、続きを書くといって早1ヶ月。レンズ購入してもはや2ヶ月くらい経っているのよねということで、ぼちぼち記事を起こすことに・・・
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この中はこういう風になっていた・・・

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あの袋のふくらみをみてレンズが1本なはずはないのであるが・・・ どっちか買うつもりで出かけたのであるが、優柔不断な僕には選びきれんかった。50mmの方は気合い入れて購入するようなタイプのレンズでもないので、購入にあまり迷いはなかった物の85mmは実に悩んだ・・・ とはいえ、ざっくり2本といっても、Canonの85mm F1.2よりは安いのよね。
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50mmの方の箱の中身はこんな感じ。
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レンズの外観(フードをつけていない状態)はこんな感じで造形的にはなかなか美しく質感も良い。手に取ってみるとこの大きさでなかなかずしりとした重量感がある。とはいえ・・・ フィルタ取り付け部分がシルバーというところがなかなか頭が痛い。50mmは割とガラス越しで撮影する場合があり得るのだが、これでは写り込んでしまうではないか・・・ カメラやレンズが黒くあるべきなのは意味があるのである。まあそういう撮影はステップアップリングとかで隠すことにするか・・・
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85mmの方の箱の中身はこんな感じ。
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85mmは勢いだけで購入した人はあまりいないと思うのだが、このレンズもまた造形的に美しいレンズである。重量感はかなりあって、Canonの85mm F1.2より小柄ながら、かなりずしりとした重みを感ずる。
どちらのレンズのフードも金属製で鏡筒の太さよりも若干太い程度。キヤノンのレンズのフード太いのだが、これはPLフィルタ操作のせいなのか。フード周りで気になるのはフードを取り付けるときの回す向きがキヤノンのレンズの逆というところか。使い始めて2ヶ月経つが、未だに混乱する。まあクリティカルではないので問題なし。(ピントリングの回転の向きとかはあまり気にはならない撮影しかしていない。)
ざっくりとした使用感であるが、50mmの方はそれと言った難しさは感じていない。フォーカスエイドを使っても普通にファインダー覗いてピントあわせてもおおむね思った通りのフォーカスコントロールができていると思う。問題は85mmでどうあわせてもピントが合っている気がしない。開放付近のピントが薄いことはあると思うが、このレンズは想像以上にくせ者かもしれない。あとどちらのレンズも開放付近でハロはでる。これはContax版の頃と変化していないと思う。(光学系起因だと思うので。) でないと書いている人が結構いるが、ちゃんと輝度差のある物を撮ればわかると思うのだが。
あとEFとの比較は・・・ まあ方向性が違うので、書いても仕方ないだろう。僕自身もどうせ同じ焦点距離のレンズを持って行って撮影することはなかなかないので。一応以下に同じ被写体で撮影した絞り開放の物を示しておく。残念ながら三脚を持って行って撮影したわけではないので背景まであわせきれなかったことをあらかじめ断っておく。背景や全景のぼけはおおむねこんな感じという理解をしてほしい。個人的には、Planarを導入してEF 85mm F1.2LやEF 50mm F1.2Lを見直したところもあってレンズの使いこなしに幅が出そうとは思っている。あと単純に同じレンズを持って行っての比較でPlanarの方がEFより1/3絞り分オーバーに写っているように見える。PIEでZeissの担当者にきいてみたが、「そういうもんです」というあっさりとした回答だったことと、絞りによってこの差は変化しなさそうなので、Planarを使う時はいつもより1/3引くことにする。(ただしこれは検証がいるかもしれない。間違っていなさそうではある物の、センターの測光点におけるスポット測光の値で再度考察しておく必要はあると考えている。)
EF_50_F1.4.jpg
EOS-1Ds MarkII / EF 50mm F1.4 / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/2000 sec 現像時にさらに+1/3補正) / ISO100 / WB: Daylight
Planar_50_F1.4.jpg
EOS-1Ds MarkII / Planar T* 1.4/50 ZE / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/2000 sec) / ISO100 / WB: Daylight
EF85_F1.2.jpg
EOS-1Ds MarkII / EF 85mm F1.2L / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/3200 sec 現像時にさらに+1/3補正) / ISO100 / WB: Daylight
Planar_85_F1.4.jpg
EOS-1Ds MarkII / Planar T* 1.4/85 ZE / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/2500 sec) / ISO100 / WB: Daylight
補足1: EF 50mm F1.4は先日知人に譲ってしまったので、50mmに関してはもうこういう比較はできない。(EF 50mm F1.2Lとかであればできるけど。)
補足2: ほかの作例はこのエントリの前の2009年の桜の写真の記事を参照のこと。(撮影データを表示しておく。コメントアウトしてあっただけだが。)